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vol.12 帯の結び方

  • hosaiweb
  • 2017年1月7日
  • 読了時間: 2分

帯の結び方について ~袋帯 二重太鼓編~

お太鼓の部分が二重に重なった二重太鼓は、袋帯・しゃれ袋帯などを用いる帯結びの中で、もっとも一般的な結び方です。帯が長いので、初めは扱いにくい気がしますが、慣れてしまえば比較的きれいに形作ることができるようになります。袋帯にはたれ先から手先まで全て柄がついている全通柄と、たれ先から六割だけ柄がついている六通柄があります。六通柄の場合は柄が少ない方が手先なので比較的分かりやすいのですが、全通の場合はどちらか分かりにくい場合があります。六通柄・全通柄とも、大抵の場合はたれ先にわかりやすい線や、織柄が入っていますが、入っていない場合は、例えば結んだ時の太鼓の部分の柄の上下、正面にくる柄の出具合など、柄の具合を見て決めます。いずれにしても一度結ぶと折れ目がつきやすいのでしっかりと確認するようにしてください。

帯の結び方について ~名古屋帯編~

小紋や紬などに使用する、一番応用範囲の広いのが名古屋帯です。お太鼓の結び方も様々ありますが、まずはお太鼓結びのご紹介。名古屋帯は、胴に巻く部分が半分に縫ってあり細くなっています。胴に巻く細い方を「手先」お太鼓の一番下にくる方を「たれ先」となります。また帯を巻く時は基本的に結び帯の「輪」になっているほうを下にして巻いていきます。

Q:帯結びに用意するものって何?

A:1.帯 2.帯締め 3.帯揚げ 4.帯板 5.帯枕 6.仮紐(お太鼓を作る時に一時的に使う紐)

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